2014年12月30日火曜日

第28回青島太平洋マラソン

ブログの更新がだいぶ空いてしまいましたが、2014/12/14(日)に『 第28回青島太平洋マラソン 』通称アオタイに参加してきました。

■レースまで
今年は2月の別大以降、燃え尽き症候群的な感じで、走れなくなってしまいました。5~6月の沖縄出張で走る楽しさを思い出したと思ったら、夏頃から腸脛靭帯炎で再び走れなくなってしまいました。

2月  85km
3月  135km
4月  188km
5月  370km
6月  284km
7月  264km
8月  110km
9月  149km

ようやく10月になって腸脛靭帯炎が治ってきましたがハセツネは参加しただけで終わり、走力の大幅な低下を再認識しました。

特に40代半ばとなりスピードの低下を実感するようになってきたため、アオタイでの記録は捨てて、まずはスピードを呼び覚ます練習を優先することにしました。

松本さんの『東大式マラソン最速メソッド 』によれば、
10000mのペース = 5000mのペース+6秒
ハーフのペース = 10000mのペース+6~7秒
マラソンのペース = ハーフのペース+8~9秒

自分の持ちタイムは、
5000m = 17'27(3'29/km)
ハーフ = 1:17'26(3'40/km) ※5000mペース+11秒
マラソン = 2:49'22(4'00/km) ※ハーフペース+20秒

ハーフのタイムからするとマラソンはもう少し速く走れる可能性はあると思いますが、それでも、目標とするペースには届きません。

5000mのペース = 1000mのベスト+20秒 という法則から逆算すると、やはり、1000m = 3'00 のスピードは取り戻さなければならない最低ラインと考えました。

10月  289km
11月  337km

10月18日 20km、1:34:38(4'44/km)
10月24日 200m x 5本(37"-36"-36"-35"-35")
10月28日 200m x 5本(34"-33"-33"-34"-34")
10月30日 400m x 5本(75"-74"-77"-77"-75")
10月31日 600m、1'55
11月03日 200m x 5本(35"-34"-34"-34"-34")
11月05日 400m x 5本(75"-76"-75"-73"-74")
11月07日 600m、1'53
11月09日 ハーフ、1:37'13(4'36/km) ※視覚障がい者の伴走
11月12日 400m x 5本(76"-74"-75"-75"-75")
11月15日 600m、1'51
11月16日 ハーフ、1:23'57(3'58/km)
11月19日 400m x 5本(76"-76"-73"-72"-75")
11月21日 600m、1'51
11月22日 30km、2:28'47(4'56/km) ※視覚障がい者の伴走
11月23日 180分LSD(7'30/km)
11月27日 1000m x 5本(3'30-32-28-30-30)
11月30日 25km、1:52'12(4'29/km)
12月03日 1000m x 5本(3'33-38-40-38-36)
12月06日 15km、1:01'34(4'06/km)

スタミナ系の練習は捨て、ショート・インターバル中心のメニューでスピード練習に取り組みました。30kmは伴走で走ったkm5の1本だけ。アオタイは実質的に走り込み1本目となるため、練習レースの位置づけで走りました。とは言え、3時間はかけたくないな・・・というのが本音。。。

結果はグロスで、3:02:59 。マラソン練習が出来てない中では上出来かな。。

32kmでトイレに寄ってからは気持ちがレースに戻れず、ラスト10kmは流すような走りになってしまいましたが、お陰で筋肉痛にもならずいい走り込みになりました。レース後はラン仲間と郷土料理で打ち上げ。楽しい旅ランになりました^^

では、前日から振り返り。


■12/13(土)大会前日(東京→宮崎)

05:30 ... 起床。前日は帰宅が遅く寝たのが0:30。やや寝不足。起床時心拍数45と高め。
06:50 ... 出発。ちょっと出遅れましたが、渋谷や蒲田で細目に乗り継いで巻き返し。
08:16 ... 羽田空港着。ランナーが多くて満席でした。今回はANA旅割60を利用して、行きは羽田~宮崎(14,090円)、帰りは宮崎~羽田(12,690円)でした。

ANA 603 東京(羽田)(09:00) - 宮崎(10:45)

機内からは富士山がよく見えました。

11:00 宮崎ブーゲンビリア空港に到着。名前が変わっていて驚きましたが、開港60周年記念で今年の10月にブーゲンビリアの愛称がついたそうです。ちなみに、お花の名前だそうです。

今回のアオタイにも参加される地元が宮崎のラン仲間W田さんが空港まで車で迎えに来て下さいました。まずは車でスタート地点の総合運動公園まで行き、そこから市内往復して32kmまでのコースを下見することができました。

12:30 ... 総合運動公園に戻り、13:00 から受付。参加賞を受け取り、宮崎日日新聞の特別号の郵送(送料込みで300円)を申込みました。

アオタイの特徴である高校生ボランティアは2300人も参加しており、受付や会場設営をしていました。当日も交通整理や沿道での応援など盛り上げていただき嬉しかったです。

13:30 ... 受付の後は『 おくのうどん 』に連れて行っていただきました。暖簾分けの暖簾分けらしいですが、地元の人は某有名店よりこちらが本家の味ということでこちらに来るそうですね。宮崎出身の某有名俳優さんも一押しらしいです。ちなみに、「おくの」という苗字は宮崎に多いそうです。たぬきうどん220円にシソおにぎりといなりを付けて330円。安い!こしがないうどんと聞いてどうかなと思いましたが、つるっと食べられてとても美味しかったです!

14:00 ... W田さんに市内のホテルまで送っていただきチェックイン。旅行会社のツアーデスクが置かれていました。直前まで全く空き部屋が出ませんでしたが、大会一週間前から急に市内のホテルに空き部屋が出始めたので予約できました。旅行会社が押さえていたんですかね。

参加賞のTシャツ。

16:30 ... 夕食の前に40分jog。移動で固まった筋肉を解しました。

18:30 ... 夕食は、あっぱれ食堂でじとっこ炭火焼御膳。デザートに、お菓子の日高で名物の「なんじゃこら大福」をいただきました。スタミナ不足への不安のため無意識に食べてしまい直前10日間で3kg増量。ちょっと食べ過ぎました(反省)

21:00 ... 就寝。


■12/14(日)大会当日

05:00 ... 起床、風呂。起床時心拍数は45、高い。。ローソンで買ったみたらし団子3本。
06:00 ... ホテルの朝食。普段は06:45からのようですが、ランナー向けにこの日は早い時間からオープンしてくれました。食物繊維を避けて炭水化物中心に選択。

07:25 ... 山形屋前から臨時バスに乗車(560円)。宮崎市内から大会会場までの臨時バスは6:00~7:40まで約10分間隔で運行していました。駅前から3つめのバス停でしたが満席で座れず。駅前まで歩いて座ればよかったかな。

07:55 ... 総合運動公園に30分ほどで到着。快晴の青空。ゲストの君原健二さんと猫ひろしさんが紹介されていました。写真はニャー!とやっているところ。

貴重品預かり(無料)は長蛇の列。荷物預かり(500円)の方が空いていたので荷物預かりを利用しました。

1時間前に摂ろうと思っていたアミノバイタル パーフェクトエネルギーとスーパーヴァームを飲み忘れていたことに気がつき、スタート30分前ということで迷いましたが一気飲み。

着替えて荷物を預けてトイレ。球場内2Fのトイレが利用できましたが近場は長蛇の列。三塁側まで回ったら空いていました。

08:30 ... 整列開始。

フルの部のエントリー数は、一般の部 9,760人、視覚障害者の部 30人。制限時間6時間30分。

申告タイム順にナンバーカードに番号がつけられていて、ブロック分けがされていましたが、かなりザックリしたブロック分けのため、08:40くらいに並んだら先頭から20mくらい後方になってしまいました。記録を狙うレースではなかったので焦りませんでしたが。。

ちょっと整列が動いて隣を見たら、なんとラン仲間の砂肝さんでした。スタートまで談笑して過ごすことができました。写真は前日撮影したスタート地点。

09:00 ... スタート!

ロスタイム9秒。スタジアムの外周を3/4ほど走って公園の外に出て行きます。最初は混雑してペースが上がらず。転ばないようにだけ注意して徐々にスピードを上げていきました。タクシー乗り場に曲がるコーナーで1km、4'18くらい。距離表示は1km毎に看板があり見やすかったです。

立体交差を潜りR220(宮崎南バイパス)に上がったところが2km地点。ここでW田さんに追いつきました。一声かけて先に行きます。

ここから5km過ぎまで北上。西からの横風が強かったですがちょうどよい集団ができず単独走。写真は前日下見の時の写真。

5kmの通過、20'26 (ロスタイム9秒含む)

5km付近から緩やかな上り坂を登り左へカーブ。向かい風に変わります。宮崎空港の情報では7℃、湿度57%、西の風4.4m/s。やや肌寒かったです。アームウォーマーとグローブは最後まで着けたままでした。

6.6kmの最初の給水所を過ぎて下り坂。高校生ボランティアの元気な応援を受けました。宮崎ICとの立体交差(8km付近)から右にカーブして再び北上。向かい風から解放されました。

緩い登りの後、下り坂の途中の源藤交差点が10km地点。風向きが変わり少し暑さを感じました。

10kmの通過、41'14(20'47)

この辺りから街らしくなって沿道の声援も増えてきました。他の大会では見たことがない、歩行者横断(ランパス)ポイントが5ヶ所ありました。道路を左右半分に区切り、選手の流れを読んで笛の合図で左右を入れ替えながら横断者を渡らせる仕組み。特に走りに影響もなく面白い仕組みだなあと思いました。

大淀川にかかる橘橋を渡りいよいよ市街地へ。

R220から一旦、県庁楠並木通りへ左折します。ここも特徴があって、県警本部前まで500mくらい行って戻って来るのですが、往路・復路共に通るので4層の流れができて面白かったです。

R220に戻り、市内で一番大きなデパート前交差点からR10に変わります。先頭の選手とスライドしました。

6.6km、7.7km、10.3km、12.8kmと給水所が設置されていましたが、寒さとスタート直前に摂ったアミノバイタルなどでお腹がパンパンに張った感じが続いたので結局15kmまでは一度も取りませんでした。

15km地点で顆粒タイプのアミノバイタルプロを摂り、給水のアクエリアスで流し込みました。この辺りでゲストの猫ひろしとスライド。

15kmの通過、1:02'03(20'49)

江平一丁目の交差点を過ぎて左斜めに入ると一の鳥居。800mほどで宮崎神宮前のロータリーをUターン。宮崎神宮前でも沢山の声援をいただきました。

折り返すとすぐにサブ3集団とスライド。その少し前にW田さん。W田さんは初サブ3をかけて臨んでいるレース。調子良さそう。

18.5kmの給水は取らずに道幅の広い道路の中央付近を走りながらマーキュリーさんを発見してエールを送るも大声援と道幅の広さで届いていなそうでした。マーキュリーさんは時々伴走している女性視覚障がい者で今回は初サブ3.5狙い。

再び県庁楠並木通り。少し動きが鈍くなってきたなと感じました。

20kmの通過、1:23'17(21'14)

R220に戻り、20.5kmで給水とジェル(メダリスト エナジージェル)を補給。大淀川にかかる橘橋を登る途中で追いついてきた砂肝さんに声をかけられる。ここから25km付近まで併走。フルでラン仲間と一緒に走るのは初めての経験だったので楽しかったです。

橋の途中に21kmの看板があり、ハーフの看板はありませんでしたが、ストップウォッチを持った方がタイムを読み上げてくれていました。何分だったか忘れてしまいましたが。。

25kmの通過、1:45'04(21'46)

ここからの登坂で砂肝さんと徐々に差が開く。高校生ボランティアの応援が元気で笑顔になれました。登坂が終わった26.6kmで給水。砂肝さんに50mくらい離されます。更に28km手前でW田さんにも追いつかれます。「ナイス・ペース!」とエールを送りました。

2時間ほど経ったので顆粒タイプのアミノバイタルプロを摂りました。トイレに行きたいな~と思いながら、29.8kmのトイレに寄ろうか迷いながら通り過ぎてしまいました。

30kmの通過、2:06'56(21'51)

正面にスタート・ゴール地点のサンマリンスタジアムが見えてきます。トイレに行きたくてややペースダウン。30kmで行っとけばよかった。。

31kmを過ぎてR220から下りて総合運動公園内へ。駐車場への入口が32km地点。

公園内ならどこかにトイレがあるだろうと思ってたけど見当たらない。マジか~。とりあえず2個目のジェル(メダリスト エナジージェル)補給。

公園内を抜けてトロピカルロードへ向かう途中でようやく公園のトイレ発見。ロスタイム50秒。ようやくスッキリしてレースに復帰。小でもタイム狙いのレースだったら致命的なロスだな~。

33.5kmで給水して加江田川にかかる橋を越えると海岸線のトロピカルロード。サブ3は厳しそうだし、ここで大きな疲労を残して練習が継続できなくなるのは避けたい気持ちもあり、ペースを上げようという気持ちになれませんでした。それでもここからゴールまでの区間はペースダウンするランナーが多くて、抜く一方でした。

真っ青な海と空の水平線に青島が浮かぶ絶景が見えてきました。写真がないのでパンフレットから。

スライドではサブスリーさん、W田さん、砂肝さんを発見して声をかけました。風が強くて復路はキツそうだな~。

35kmの通過、2:30'14(23'17)

青島に渡る弥生橋が折り返し地点。その手前のエイド(36.9km)にスタート前から楽しみにしていた大会名物の「日向夏ゼリー」ステーションがありました。その場でいただきプラスチックのケースをゴミ箱に捨てて再スタート。サッパリした味で美味しかった!

折り返してからは強い向かい風。等間隔に並んで声援を送ってくれた高校生ボランティアの声は力になりました。

40kmの通過、2:53'12(22'58)

総合運動公園に戻ってようやく風から解放。スタジアムの周辺は応援も増えて、最後少しだけペースアップして気持ち良く走り終えました。

ゴール!3:02:59(9'47)

ゴール後は、計測タグ外し、フィニッシャータオル受取り、コーラ補給、完走証受取り、マンゴーメロンパン受取りとスムーズな誘導でした。

フィニッシュエリアを出たところで砂肝さんと合流でき、預けた荷物を受け取り、マーキュリーさんのゴールを待ちました。

女性の視覚障がい者の部トップということで場内に通過地点がアナウンスされていました。伴走者のヨビリンさんと砂肝さんもラン仲間ということでゴールでお出迎え。惜しくも目標タイムには届きませんでしたがナイス・ファイトでした。伴走者もフルを1人で伴走(しかも勝負レース)するのはプレッシャーだったと思います。本当にお疲れ様でした。

その後、W田さんとも合流でき、59分台で見事に初サブ3達成と聞いて喜びました。40代後半という年齢をものともせず、練習と節制で夢を達成され本当に凄い。いい刺激をいただきました。前日からいろいろとお世話になりありがとうございました。

会場ではぜんざい、焼き鳥なども販売されていて小腹を満たしました。お土産に買った「青島ういろう(日向夏)」がサッパリ&モチモチ感で美味しかったです。

14:15 ... ホテルに戻るバスに乗る前に、バス停裏にある『忠太郎茶屋』で山・玉かまあげうどんをいただきました。ここも宮崎出身の方にお勧めされたお店。野球選手のサインが沢山飾られてありました。胃に優しい感じで美味しくて体も暖まりました。

14:38~15:23 ... バスで市内へ。帰りは少し時間がかかりましたね。ホテルで預けておいた荷物を受け取り、再び砂肝さんと合流して打ち上げへ。

15:50~17:50 ... 杜氏潤平→川越→甕雫→きろく、と人気どころの芋焼酎を堪能。2ヶ月ぶりのお酒が美味しかったです。チキン南蛮、じとっこ炭火焼、肉だんごなどの郷土料理も頂きながらランニング談義に花が咲きました。

18:00 ... 宮崎駅で砂肝さんとお別れ。
18:25 ... 宮崎空港着。お土産を買ってチェックイン。大好きな日向夏紅茶も買えました。

19:45 ... 定刻より少し遅れて離陸。乗車率は8割くらい。秋から機内モードであれば携帯を使えるようになったようで、宮崎の夜景を撮影。真ん中を横切っているのは大淀川。

ANA3764 宮崎(19:30) - 東京(羽田)(21:00)

21:05 ... 羽田空港着。21:40発のリムジンバスがあったので調布駅まで乗車(1440円)。

楽しい週末の旅ランとなりました。宮崎は何度行ってもいいですね。アオタイは交通の便が良く、食べ物も美味しくて、ちょっと風は強かったけどコースは大きなアップダウンがなくて走りやすく、いい大会でした。関係者の皆さんありがとうございました。


■レース後
翌朝から普通に朝ジョグを再開できました。ラスト10kmがいいダウンjogになったのか筋肉痛にはなりませんでした。9日後(12/23)に開催されたNumberDo駅伝では1区(6km)を21'15(3'32/km)で走り、チームはおっさんの部で準優勝とよい一年の締め括りができました。個人的にもだいぶスピードが戻ってきた実感を得られました。

レース前に申し込んだ宮崎日日新聞も届きました。12/15の朝刊と12/19の特集版。12/19の特集版は、1面に上位300位まで。2面以降に全完走者が五十音順に掲載されていました。300位のタイムは3:09'07でした。

■GPSデータ

2014年10月27日月曜日

南アルプス南部縦走 Day4(茶臼小屋~茶臼岳~易老岳~イザルヶ岳~光岳(往復)~畑薙大吊橋)

南アルプス南部縦走(荒川三山~赤石岳~聖岳~光岳)の4日目。
センジヶ原とイザルヶ岳。モコモコしたのは亀甲状土。

9/23(火):茶臼小屋~茶臼岳~易老岳~イザルヶ岳~光岳(往復)~畑薙大吊橋

■9/23(火) 晴れ
茶臼小屋(02:44)-茶臼岳(03:07)-希望峰(03:37)-易老岳(04:41/04:44)-イザルヶ岳(06:09/6:19)-光岳小屋(06:32/06:36)-光岳(06:43/06:54)-光石(06:59/07:04)-光岳(07:10)-光岳小屋(07:18)-易老岳(08:28/08:31)-希望峰(09:24)-茶臼岳(09:57/10:00)-茶臼小屋(10:16)
※CT 12時間15分、行動時間7時間32分(CT62%)、1535mD+

茶臼小屋(10:34)-横窪沢小屋(11:31/11:38)-ウソッコ沢小屋(12:22/12:27)-ヤレヤレ峠(13:12)-畑薙大吊橋(13:36)
※CT 4時間15分、行動時間3時間2分(CT71%)、170mD+、1553mD-


01:00 起床。冷え込んだためツエルト内は結露が多かった。トイレに行こうとして木道で滑り、沢に落ちそうになり焦る(苦笑)

夜空を見上げると満天の星空に天の川。少し眺めている間にいくつもの流れ星。感動。

朝食を食べていると登走心さんがやってきて、「体力的に厳しいので小屋で待っているので行ってきて下さい」とのこと。3:00発の予定でしたが単独となったので急いで準備にかかる。

前日、山小屋の方に聞いたら、9/23は小屋閉めなのでツエルトは張りっぱなしで良いとのことだったので、サブザックにエマージェンシーキット、貴重品、食料、着替えなど最低限必要な物を詰め、ツエルトはそのままで往復することにしました。

02:44 茶臼小屋(標高2400m)、出発!

小屋の前の通路に昨夜寝る前には無かったストックシェルターやツエルトが張られていて似たような方々が来ているんだなあと思いながらそーっと出発。

まずは稜線まで上がる。木段が凍っている。真っ暗。冷たい風の音だけ。

02:53 分岐

緩い斜面で走れるかと思ったが、60lmのライトだと走るには明るさが足りなくて捻挫しかけて諦める。広い斜面で踏み跡も多くてコースを探しながらで意外と時間を取られる。

03:07 茶臼岳(標高2604m)

岩場の山頂からは何も見えず。慎重にペンキマークを探しながら先へ進む。スイッチバックしながらザレた下りを降りていく。月明かりもなくどちらの方向に進んでいるのかも分かり難い。仁田池の道標が現れてひと安心。ただ、池がどこにあるのかは分からず。

03:20 仁田池

ここから比較的平坦になったものの、寒さで凍った木道が滑る。横木に土踏まずをしっかりかけて慎重に通過しました。

03:37 希望峰
仁田岳との分岐。しっかり地図を確認して進む。ここからの下りは予想以上に急で、これは意外と時間がかかりそうだなあと感じました。

丸太が切断された鞍部らしきところを通過(03:57)しゆるやかな道に。地図には平坦なトラバース道と書かれていましたが、マーカーも少なくて広い樹林帯の中では道を探しながらになるためやはりペースが上がらない。帰りに通った時は何てことのない道でしたが。

04:41 易老岳(標高2354m)
易老渡からの登山道との分岐。シラビソの樹林に囲まれた山頂は聞いていたとおり眺望なし。3分ほど補給しながら地図と指導標をしっかり確認して出発。

枯木帯を抜けると三吉ガレと思われる西方面が開けた場所に出る。ようやく少し明るくなってきた。

05:32 三吉平
ぬかるみを通過。三吉平?

イザルヶ岳で日ノ出をと思っていましたが間に合わず。

ゴーロの枯れ沢の急登。道が合っているのかやや不安になったところで、上から団体さんが下山してきた。この日初めて登山者との遭遇。このあとセンジヶ原までに数名の下山の方々とすれ違いましたが、その後は帰路の茶臼岳まで一人旅。誰にも会いませんでした。

道端の草は霜で真っ白。

05:59 静高平(しずこうだいら)
標高差300mを20分ほどで登ってようやく平坦なところに出ました。左手にあった水場は枯れていました。振り返ると雲海に聖岳!

06:03 ゼンジヶ原
センジヶ原に到着。光岳、光小屋が朝日を浴びて見えてきました。

まずは、途中で左折して往復15分と書かれていたイザルヶ岳へ寄り道。

06:09 イザルヶ岳(標高2540m)
分岐から5分ほどで到着。キャッチボールが余裕でできる広々とした山頂!東には富士山。北には聖岳。西には光岳。360度のパノラマを独り占め!

イザルヶ岳を後にし、霜で滑る木道、ハイマツの間を抜けて13分ほどで光岳小屋に到着。

06:32 光岳小屋(標高2530m)
綺麗な山小屋。前週9/14で営業終了。避難小屋泊りの方々も出発されたようで静かでした。営業している時期にまた来てみたいですね。

3分ほどで標柱。え、もう着いた!?と思ったら柴沢吊橋への分岐でした。寸又川左岸林道は2011年の台風による土砂崩れ以降崩落が続いており通行不能の看板が立っていました。

光岳小屋から7分ほど。少し広い場所からちょっと上がった所に山頂が現れました。

06:43 光岳(てかりだけ)(標高2592m)
日本百名山。2500mを越えた山の日本最南端。 ハイマツの南限地。ハイマツに生きるライチョウの最南端の生息地。

標柱には2591mと書かれてありますが、こちらも荒川中岳、赤石岳と同じく、今年(平成26年)4月の改訂で1m高くなりました。

シラビソに囲まれた狭い山頂は北側に少し眺望もあり、イメージより明るい山頂でした。暑くなってきたのでウェアを脱いだり補給したりと10分ほど休憩。

光岳から5分ほど。加加森山・池口山との分岐を光石方面へ急坂を下ると白く輝く石が見えてきました。

06:59 光石

左側の隙間から向う側を覗くとさらに下方に白く輝く岩が見えました。あっちが光石???
隙間の向う側の下にも踏み跡らしきものがあるようにも見えましたが、その先がどうなっているか分からず、スリップすると滑落しそうなので越えるのは止めておきました。

深南部と呼ばれる玄人しか入れない南アルプスの南の南の山々の眺望も素晴らしかった。

帰ってから調べたところ、この2つどちらも光石のようですね。隙間の先は崖だったようなので越えなくてよかったです(汗)

07:04 帰路に着きました。帰りはほぼノンストップで走れるところはラン。

07:10 光岳

07:18 光岳小屋
右から富士山、イザルヶ岳、茶臼岳~上河内岳~聖岳の稜線。

帰路の左手に綺麗に整備されたテント場がありました。

07:52 三吉平

08:11 三吉ガレ

08:28 易老岳
行きは真っ暗で気がつきませんでしたが、分岐の標柱から東に20mほど入ったところに山頂の広場と三角点がありました。

平坦なトラバース道も明るくなればガンガン走れました。朝、光岳小屋近くでお会いした登山者の方々は易老渡へ下りてしまったようで誰にも会わず一人旅。

鞍部らしき所を通過(08:45)し登りが始まる。光岳往復で一番キツく感じたのがここから希望峰までの登りでした。急登が続き、なかなか右手に見える仁田岳への稜線が近づいてこない。

09:24 希望峰

希望峰を越えると茶臼岳が見えた!

こんなに走りやすい道だったとは~。

行きは道標しか見えなかった場所はこんな絶景でした。右から上河内岳、聖岳、兎岳。

夜は見えませんでしたが水が溜まっている場所もありました。滑り落ちなくてよかった。

09:43 仁田池

ここから最後のひと登り。こんな斜面だったんだ。

山頂が見えてきた。トレイルランナー風の方が見えましたが山頂に着いた時には下山されてしまったようで会えませんでした。

09:57 茶臼岳

茶臼岳から光岳への稜線を振り返る。単独の夜間。また一つ経験が積めました。

行きに悩まされただだっ広い斜面を駆け下る。南アルプス南部の山々ともいよいよお別れ。

10:09 分岐

10:16 茶臼小屋
登走心さんが手を振って迎えてくれました。お待たせしましたー。

光岳からの復路は約3時間でした。行きはイザルヶ岳まで約3時間半。夜間で全く走れなかったことを考えればまずまずでしょうか。

小屋の方々は既に下山されたとのこと。この日は茶臼岳の山頂からダイヤモンド富士が見える日だったそうで素晴らしい日の出が見られたそうです。そして出発時に見たツエルトがなんと共通の知人のMさんだったことを聞いてびっくりしました。

ツエルト撤収。天気も良くカラカラに乾いていました。ここのテント場は地面が硬かったので四隅だけペグを使い残りは石を使ったのですが、引き抜いたら1本曲がっていました。無理に使わなければよかった。

10:34 茶臼小屋(標高2400m)、出発!

あとは下るだけと思っていましたが、予想以上にここからの下りが大変でした。道幅が狭く、ゴロゴロした石が多くて気が抜けませんでした。

10:53 樺段

11:31 横窪沢小屋(標高1600m)
8/31で営業終了。気温20℃、暑い。小屋の前のベンチでシャツなどを脱ぐ。水量豊富な横窪沢を渡って登ったところが横窪峠。

11:56 中ノ段

狭い急坂。スイッチバックも多くて落石が怖い。

中ノ段から20分ほどで階段の連続。斜めに傾いている階段もあり雨の日は要注意ですね。

ウソッコ沢小屋の手前に上河内沢とウソッコ沢の出合。水量豊富で水がとても綺麗でしたが板がボロボロでちょっと怖い。

12:22 ウソッコ沢小屋(標高1150m)
通年無人。どこから入れるか分かりませんでした。。

ここからヤレヤレ峠までの区間、地図には吊橋が3つ書かれていましたが、この最初の短い吊橋は含まれていないようです。

滑りやすい階段。

沢沿いの道。この日は大丈夫でしたが増水時にここを通るのは怖いかもしれませんね。

1つ目の吊橋

2つ目の吊橋

標高1000mの看板を過ぎて3つ目の吊橋

ここから登り返し、斜面をトラバース。しんどい。

13:12 ヤレヤレ峠
ヤレヤレ~という気分になりますね。

ここから最後のトラバース道は崩れかかっている場所もあって要注意でした。最後に急坂を下って吊橋に到着しました。

13:36 畑薙大吊橋(標高960m)

ここからCTで沼平のゲートまで40分+畑薙第一ダムまで25分+夏期臨時駐車場まで30分の合計1時間35分かかる予定でしたが、なんと、ライチョウ調査に来ていた方々が車に乗せてくださるとのことで、急遽、ゴール!!! 4日間の南アルプス南部縦走が終了しました。

車で15分ほどで臨時駐車場までワープ。80分ほど短縮できてしまいました。ありがとうございました!

車中でお聞きした話ではライチョウは茶臼岳と光岳を季節ごとに移動しているんだそうです。ライチョウって飛べるんですね~。

帰りは畑薙第一ダムから4km下流の赤石温泉白樺荘に立ち寄りました。なんと、ここでバス待ち中のMさんにお会いすることができました!ワープのお陰。嬉しかったです。

温泉内にはTJARの展示も。温泉は510円。サッパリできました。

15:10に温泉を後にし大井川鉄道井川駅でおでん休憩。お婆ちゃんにお任せで盛っていただきました。濃い味で美味しかった~。また新茶もとても美味しくてお土産に買って帰りました。

16:00に井川駅を後に。なかなかコーラの自販機がありませんでしたが、笠張峠を越えて平地に降りてようやくゲット。

帰りの東名は少し渋滞しましたが、海老名から圏央道で中央道へ回るルートは空いていました。

20:40 帰宅

4日間好天に恵まれ素晴らしい山行きになりました。ご一緒いただいた登走心さんありがとうございました!




■ウェア、シューズ
アルパカ帽/赤石岳避難小屋
バラクラバ/finetrack フラッドラッシュアクティブスキンバラクラバ
サンバイザー/OR
サングラス/SportEYZ
レインウェア/finetrack エバーブレスフォトン
シャツ/TNF ショートスリーブダクロンQDコットンシャツ
Tシャツ/北穂高小屋Tシャツ
ウェア/SmartWool NTS Micro150 PTRN CREW
アンダー/finetrack フラッドラッシュスキンメッシュノースリーブ
アームカバー/フラッドラッシュアクティブスキン アームカバー
パンツ/MOUNTAIN EQUIPMENT グリット ストーン ショート ツー トーンド
アンダー/finetrack フラッドラッシュスキンメッシュボクサーショーツ
タイツ/UNIQLO ヒートテック タイツ
ソックス/SmartWool ブリリアントHike Midクルー
ソックス/finetrack フラッドラッシュスキンメッシュソックス
グローブ/ショーワグローブ 防寒テムレス
グローブ/OR バーサライナー
シューズ/La Sportiva ウルトララプター

■食料
朝食:
 えびピラフ/361kcal
 味噌汁/32kcal
 ようかん/167kcal
 インスタントコーヒーx2杯/

行動食:
 水/500ml
 スニッカーズ/247kcal
 CLIF BAR/240kcal
 トレイルミックス/440kcal
 ようかん/167kcal

■GPSデータ



■装備
バックパック/ゴッサマーギア マーマー
パックカバー/montbel ジャストフィットパックカバー 30/35L
防水バッグ/SEA TO SUMMIT 30L/10L/5L、ISUKA 10L/5L
ボトルホルダー/Mountainsmith マルチホルダー
サブザック/SEA TO SUMMIT ウルトラSIL デイパック

ストック/シマノ トレランポール13.6
ツエルト/finetrack ツエルト2ロング、防水バック3L
マット/山と道 山と道 Pad15s+
マット/ゴッサマーギア マーマー専用背面Pad
マット/Magic Mountain ナノテクシットマット
シュラフカバー/SOL エスケイプヴィヴィ

ストーブ/SOTO ウィンドマスター SOD-310
燃料/SOTO パワーガス105トリプルミックス SOD-725T、710T
カップ/スノーピーク チタンシングルマグ 450ml
カップ/EVERNEW Ti.パスタもクッカーS 750ml
ボトル/Cannondale バイク用 1L(水用)
ボトル/ポカリのペットボトル 500ml(水用)
ボトル/Nalgene 広口 500ml(トレイルミックス用)

ヘッドライト/PETZL ティカXP2(単4×3本) ※60lm、80時間
ヘッドライト/PETZL イーライト E02P3(CR2032x2個) ※26lm、55時間
予備電池、mont-bel クラッシャブル ランタンシェード

サコッシュ/mont-bel UL MONOショルダー M
速乾性タオル/MSR PackTowl personal
コンパス/SILVA No.3R
地図/山と高原(塩見・赤石・聖岳)
防水マップケース/SEA TO SUMMIT
デジカメ/OLYMPUS Tough TG-620、自在三脚
携帯電話、バッテリー、熊鈴、エマージェンシーキット一式、保険証、トイレットペーパー